Mizkanは、「ぽん酢サワー」の普及拡大のため、大阪の居酒屋街にある裏天満天神横丁とコラボレートしたイベントを6月末まで開催している。大阪では、昨夏に実施し好評だった新梅田食堂街に続く第2弾。
期間中は横丁内にある8店舗が協力。おばんざい、おでん、鉄板焼き、串カツなど、各店のメニューに「ぽん酢サワー」を加えて販売するほか、屋内や街路にPOP、ちょうちんを掲げて盛り上げる。
「ぽん酢サワー」は、鍋料理などに使う醤油が入った「味ぽん」ではなく、かんきつ果汁と酢だけを使った調味料「ぽん酢」に、アルコールと炭酸を加えたサワー。甘みが少なく爽やかな酸味が人気で、大衆居酒場を中心に話題となっている。同社の「ぽん酢」専用SNSサイトは、若者を中心に5万人のフォロワーで賑わう。
「見た目のレトロ感に共感する人が増えて、30~40代の若年層にも広がってきている。すっきりとして料理の邪魔をしない味わいを、もっと多くの人に知ってもらうため、東京や大阪を中心にイベントを継続して定着させたい」(マーケティング本部)という。