7.2 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
菓子デザートふじや食品 2層の胡麻どうふ開発 学生アイデアで昭和レトロ感前面に スーパーでは29日の昭和の日に昭和レトロ企画も

ふじや食品 2層の胡麻どうふ開発 学生アイデアで昭和レトロ感前面に スーパーでは29日の昭和の日に昭和レトロ企画も

スイーツ系胡麻どうふを幅広く展開するふじや食品は、2層の胡麻どうふ「昭和レトロ あの頃のクリームソーダ味胡麻どうふ」など2品を今春から発売している。学生と共同開発した「昭和レトロ」を前面に出した商品。現在は一部のスーパーが4月29日の昭和の日に「昭和レトロ」コーナーを企画するなど、食品界の関心も高まっている。

昭和レトロシリーズは同社の新シリーズ。地元の福井県立大学の学生のアイデアを元に共同開発し、「昭和レトロ あの頃のクリームソーダ味胡麻どうふ」と「昭和レトロ あの頃のコーヒーフロート味胡麻どうふ」の2品を商品化した。

昭和時代に代表される商品などの数々は、その見栄えなどが学生などの若年層から「昭和レトロ」として人気で、同学の学生も昭和レトロの見栄えにこだわり、パッケージデザインも、学生の素案をほぼ採用している。

「昭和レトロ あの頃のコーヒーフロート味胡麻どうふ」/コーヒーフロート味の盛付画像
「昭和レトロ あの頃のコーヒーフロート味胡麻どうふ」/コーヒーフロート味の盛付画像

商品化のポイントは、クリームソーダなどの2層からなる味と見栄えを胡麻どうふで実現すること。同社の担当者は「2層にすることは非常に苦労したが、なんとか学生の思いを形にしたかった」とし、生産ラインの改修も実施し、今春の発売を実現した。

また、クリームソーダ・コーヒーフロートとしての見栄えを意識し、容器を丸型とした。一般的に胡麻どうふ市場にある商品は角型だが、胡麻どうふ流通市場では珍しい丸型商品であり、同社も「今後は胡麻どうふに限らず、他の商品にも丸型容器を検討し、開発の幅を広げていく」としている。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。