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2025 / 11 / 03 月曜日
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逆光線(コラム)新社会人たちへ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

新社会人たちへ

新社会人が先輩に連れられて昼食に向かう光景は4月の微笑ましい眺めだが今年は以前ほどは見かけない。1年前に購入したリクルートスーツで通勤する人が減ったのか、はたまた上司、先輩がハラスメントを恐れて食事に新人を誘えないのか、あるいは外食も値上げしているので食事をおごる余裕がないのか。

▼桜の開花が遅れた今年は、新入社員を迎えた花見を楽しんだ会社もあるようだ。社会人一年生の初仕事は場所取りだったなあと眺めていたら、昨今は新人に配慮して中堅社員が担当していると報道されていた。

▼先日、現役を引退した先輩と会った。「仕事が本当に面白かった」と振り返る笑顔に励まされた。「とにかく上司先輩の指示で動きながら仕事を覚えろ」「新しい仕事、機会を自ら創り出せ」と厳しく教え躾られたが、いずれも懐かしく、ありがたい教えだ。

▼新社会人の方には、辛いことや理不尽なこともあるけれど、仕事は面白いものであること、またどんな経緯があろうと縁があって入った会社なのだから、できれば会社を好きになってほしいと心より願う。

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