7.9 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2026 / 02 / 12 木曜日
ログイン
English
農水畜産業食肉食肉のおいしさ・健康を数値に 売場で価値「見える化」 平和堂

食肉のおいしさ・健康を数値に 売場で価値「見える化」 平和堂

平和堂は、オリジナルブランド「E-WAあじわい豚」「同 健美味どり」の特徴であるおいしさや健康性の数値を見える化し、今期(24年2月21日~)から売場で示すことで、価値を分かりやすく伝えている。

精肉課の新たな取り組みとして始めた。「あじわい豚」は、うまみ成分のグルタミン酸を通常豚肉の1.8倍含有している。これを店頭で消費者に示すことで他社との差別化を図る。「価値を伝え、価格に納得して購入いただきたい」(西川隆久精肉課課長)との思いがある。

「あじわい豚」は、グルタミン酸1.8倍とともに、ビタミンB1が多く含まれることを表記。また「健美味どり」は、グルタミン酸1.7倍、ビタミンE3倍。表記は店頭の看板とPOPで示す。

表記を行う背景には、同社が掲げる「健康」「子育て」「高齢者」への注力があるが、もう一点、高まる消費者の節約志向がある。特に豚、鶏の食肉は価格志向が強く、消費者は価格だけの判断で異業種などに流れてしまうこともある。そういった中、同社のE-WAブランド肉は、長年にわたり産地の指定農場との取り組みを深めてきており「おいしさや安全性など自信はあるが、それらをどう伝えるかが課題」(同)であった。

そこで同課はこれらの特徴を分かりやすく消費者に伝えるため、1年前から各産地の指定農場を訪問して肉の成分データの取得・分析を行い、数値化できるデータを積み上げるとともに、今期以降の指定農場の管理レベルの引き上げも図った。

今期は、消費者に「E-WA」ブランドの食肉の価値をきちんと伝えることで安易な価格競争からの脱却を図り、食肉・加工肉全体の底上げを図る。今後は同ブランドの「あじわい牛」の数値化も検討する。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。