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加工食品ふりかけ大森屋 5年ぶりにレシピコンテスト 武庫川女子大とコラボ企画
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

大森屋 5年ぶりにレシピコンテスト 武庫川女子大とコラボ企画

大森屋は2月27日、兵庫県西宮市の武庫川女子大学とのコラボ企画で5回目のレシピコンテストを、コロナ禍の中止を経て5年ぶりに開催した。

応募総数63レシピから書面による1次審査で20レシピを選定。同日に同学で実際に調理・試食する最終審査会があり、最優秀賞に足立紗季さんの「バジルナッツの米コーンマフィン」が選ばれた。

同コンテストは、同社の商品を使用したレシピとし、今回の対象商品は昨秋の新商品「ザク食感の変シリーズ」4品で、テーマが「簡単・短時間(30分以内)・見栄えもいい!ふりかけを使った料理」。食物栄養科学部の1~3回生が、個人もしくは数人の組で参加した。

審査員は8人で、大森屋が稲野達郎社長など5人、武庫川女子大学が高橋享子・食物栄養科学部学部長など3人。審査項目は作りやすさ、斬新性、見栄え、味、コンセプト(当日学生が1分程度で発表)の5項目。審査員は学生が調理する工程から審査に入り、試食も行った。審査は非常に接戦となり、受賞者発表時間が遅れるほどだった。

受賞者は、最優秀賞のほか、社長賞1点、優秀賞とアイデア賞はザク食感4品のフレーバーごとに1点ずつ計8点が受賞した。最優秀賞のレシピは、ザク食感の変バジルナッツの風味を生かし、米粉マフィンにコーンやマヨネーズを合わせ、子どもでも食べやすい味とサイズに仕上げた。

講評した稲野社長は「いずれも当社商品の特徴を捉えており、甲乙つけがたい紙一重のレベル。これから自信をもって料理に取り組んでいただきたい」と学生にエールを送り、続いて高橋学部長が「商品の特色を生かした材料で作られていた。日頃の学習の成果と思う。この感性をより磨いてほしい」と話した。

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