12.9 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 05 水曜日
English
加工食品チルド「マルちゃん」のチルド麺 フライパン調理「懐かしスパ」 飯田商店監修の中華麺も
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

「マルちゃん」のチルド麺 フライパン調理「懐かしスパ」 飯田商店監修の中華麺も

東洋水産は、24年春夏シーズンに向け、「マルちゃん」ブランドのチルド麺としてフライパン調理の「懐かしスパ」シリーズを立ち上げるほか、人気ラーメン店とコラボレーションした「『らぁ麺飯田商店』監修 中華麺 4玉入」などの新商品を3月から順次発売する。

「懐かしスパ 2人前」シリーズは、「ナポリタン」と「醤油バター味」の2品。フライパン調理の簡便性と、懐かしさを感じさせるソースの味わい、モチッとしてソフトな弾力ある麺が特長。麺重量は1食200gとボリュームたっぷり。価格は350円(税別、以下同)。

人気ラーメン店とタッグを組み、素材麺とスープのラインアップを拡充。新商品「『らぁ麺飯田商店』監修 中華麺 4玉入」は、しなやかで伸びのある麺を再現した。378円。「同 醤油らぁ麺スープ 1食」は、豚と鶏の旨みをベースに鶏油を加えた深みのある味わい。110円。ともにパッケージに店主・飯田将太氏を起用。既存品「『山岸一雄』監修 つけ麺専用中華麺 4玉入」はリニューアル。こちらはパッケージをつけ麺の巨匠と呼ばれる山岸一雄氏が登場するデザインに変更。378円。

人気店とコラボの中華麺も(東洋水産)
人気店とコラボの中華麺も(東洋水産)

夏季向け商材も拡充。「つるやか」シリーズは、「食べたい時に、食べたい量がササッと食べられる」がコンセプト。水やつゆでほぐすだけの簡単調理で食べられる。今季は「そば」「稲庭風細うどん」「そうめん」の食感をさらに向上させた。「冷し中華 醤油だれ」は、麺のコシとスープのコクがアップ、賞味期間を15日間から21日間に延長した。また新商品「冷麺 2人前」を追加。キムチの風味が利いたスープに、なめらかなのどごしの麺をあわせた。370円。

定番品「北の味わい ざるラーメン 2人前」シリーズは、つゆの本格感を高めてリニューアル発売。「和風つゆ」「焙煎ごまだれ」「花椒が香る担担だれ」の3フレーバー。麺はたっぷり150g(1食)。ともに簡便性や麺・つゆの特長が伝わりやすいパッケージデザインに変更する。370円。

発売2年目の「アジアのごちそう 2人前」シリーズはブラッシュアップ。既存の「トムヤムクンラーメン」(400円)は簡便なゆでこぼし不要の半生麺に変更し、新商品「ミーゴレン」(350円)はアジアで人気の焼きそばをたっぷりの中太麺160gで味わえる。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点