9.9 C
Tokyo
10.4 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
未分類キリンビバレッジ 「生茶」と「午後の紅茶」で高付加価値提案に手応え

キリンビバレッジ 「生茶」と「午後の紅茶」で高付加価値提案に手応え

 キリンビバレッジは2023年、「生茶」と「午後の紅茶」の基盤ブランドで高付加価値提案に手応えを得る。

 12月21日取材に応じた吉村透留社長は「高付加価値商品の提案を行い、市場創造に向けた手ごたえを感じられた。我々ならではのものづくりへのこだわりや、商品開発力によって清涼飲料の魅力を上げていくチャレンジができたのではないか」と振り返る。

 9月から発売している「生茶 リッチ」は、大容量・低価格のコモデティ化が進む緑茶飲料市場で、健康軸とは異なる、おいしさによる高付加価値の流れを生み出すべく「生茶」から一石を投じたもの。

 キリン独自の微粉砕かぶせ茶(かぶせ茶マイクロ粉砕)を「生茶」本体の10倍使用し、製造工程も通常より手間をかけて作られている。発売後約2週間で1000万本を突破し、約1か月で年間販売目標を達成した。
 「“ちょっと贅沢感があるものが欲しい”という報酬感ニーズに応えられる商品として提案したところ、新規性とおいしさが評価された」という。

「午後の紅茶 TEA SELECTION(ティーセレクション)」シリーズ
「午後の紅茶 TEA SELECTION(ティーセレクション)」シリーズ

 「午後の紅茶」の手応えとしては、新たに立ち上げた「 TEA SELECTION(ティーセレクション)」シリーズを挙げる。

 同シリーズでは第3弾の「ザ ミルクティー イングリッシュブレンド」は、「ミルクティー」の1.5倍の茶葉を使用し、ウバ茶葉51%とアッサム茶葉47%をブレンドしたもの。
 同商品について「茶葉を1.5倍使い付加価値化して、それに見合うだけのプライシング提案させていただいたところ、ご理解いただいているところがある」と述べる。

 高付加価値提案は今後も継続していく。

 「付加価値商品はまだまだ提案のネタがたくさんあり、今後も取り組んでいきたい」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。