14.2 C
Tokyo
13.1 C
Osaka
2025 / 10 / 31 金曜日
English
飲料嗜好飲料キーコーヒー、イタリアントマト譲渡 「更なる発展」が目的 取引関係は継続
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

キーコーヒー、イタリアントマト譲渡 「更なる発展」が目的 取引関係は継続

 キーコーヒーは10日、同社の連結子会社で外食事業を営むイタリアントマトの保有株式全てと貸付債権を日本共創プラットフォームに譲渡することを決定したと発表した。

 キーコーヒーは、これまでイタリアントマトの収益力の回復・強化に向けた構造改革などを行っており、イタリアントマトのさらなる成長、発展に繋がると判断し実施されたもの。

 「イタリアントマトも例外なくコロナ禍の影響を受けたが直近は回復してきており、日本共創プラットフォーム様に譲渡することで、 イタリアントマトの更なる成長・発展に繋がると非常にポジティブに捉えている」(キーコーヒー)とコメントする。

 日本共創プラットフォームについては「長期的視点で投資企業の経営リソースを最大限引き出して活かしつつ、投資先の企業価値向上を行う投資・事業経営会社であり、豊富な支援実績を有する」と評する。

 譲渡実行次第、イタリアントマトはキーコーヒーの連結対象から除外される。

 キーコーヒーはイタリアントマトとの取引はこれまで通り継続する。「今後も重要取引先として、営業協力を継続していく」との考えを明らかにする。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点