カルビーは「じゃがりこ」史上初のおあげ粒を練り込んだ「じゃがりこ関西風おだし味」を期間限定発売している。
地域の食文化に注目し地元に愛される商品をつくる「じゃがりこ」ブランドのプロジェクト「ラブ地元」シリーズ第1弾商品。
「後引く甘さがクセになる。うどんの薬味の定番、乾燥ネギも練り込み、見た目の彩りも楽しめる」(カルビー)という。
23年9月から湖南工場(滋賀県)の「じゃがりこ」製造ラインが増設されたことや「じゃがりこ」の開発者が関西人であることから第1弾は近畿の味に決定した。
開発は、関西で愛される“おだし”の味わいを作ることを志向。
近畿地方出身のマーケティング部門の社員を中心に、普段は商品開発に関わることのない近畿支店の営業部門の社員を交えながら開発会議を行い、一から中身やパッケージデザインを開発した。
「関西人が“おだし”を感じるのは“きつねのおうどん”のおだしであるという意見が共通していたことから“関西のきつねのおうどん”をイメージして味を作った。最終的な中身は、試作品を近畿地方在住、または出身の100人に食べ比べていただき決定した」とコメントする。