6.6 C
Tokyo
5.4 C
Osaka
2026 / 01 / 28 水曜日
ログイン
English
流通・飲食小売そごう千葉店に食のOMOストア 「food edit Chiba」開業 県内30ブランド集結

そごう千葉店に食のOMOストア 「food edit Chiba」開業 県内30ブランド集結

そごう・西武は9月28日、食に特化したOMOストア「food edit Chiba(フード エディット チバ)」を、そごう千葉店にオープンした。「『おいしい』でつながる」をテーマに千葉県内の約30ブランドを集め、県内で製造・加工されている食品約170点を取り揃えて県内産業への貢献も図る。

そごう・西武のOMOストアは、21年9月に開業した「CHOOSEBASE SHIBUYA」に続いて2つ目。「SHIBUYA」では衣食住すべてのジャンルを取り扱っているが、今回は食に特化した。

その背景について、森岡勇希営業Ⅲ部食品OMO係長は「千葉は、国内有数の一次産業が盛んな県だが、自給率が低く消費が弱い。地産地消を拡大するポテンシャルがあると判断した」と説明する。

テーマに掲げた「『おいしい』でつながる」は、生産者の思いが消費者とつながる、購入することで地域とつながる、生産者が新たな販売先や事業とつながる、といった役割を表すもの。

八街市の「豆処 生形(まめどころ  うぶかた)」は高品質な落花生を出品
八街市の「豆処 生形(まめどころ うぶかた)」は高品質な落花生を出品

出店ブランドは、地域貢献のために移住してきた人やフードロス削減を目指した商品など、SDGsの観点も踏まえてピックアップし、すべて千葉店のスタッフが新規に交渉した。

商品横にはQRコードが印刷されたパネルが設置されており、読み取ると商品の開発背景などがわかる特設ページにつながって、消費者に共感を促す。

「Chiba」の売場面積は約45㎡で、1ブランド当たりの基本出店スペースは40cm四方。店頭とEC(https://choosebase.jp/collections/food-edit-chiba)の在庫が完全に同期している。

成田市にある生姜・にんにく加工専門店・生姜工房の「11種のスパイスコーラ610g」(税込2千8百円)
成田市にある生姜・にんにく加工専門店・生姜工房の「11種のスパイスコーラ610g」(税込2千8百円)

出店者は商品を千葉店に送るだけでよく、店頭での販売からECの発送、SNSなどによる販促活動まで、そごう側で行う。

出店者側が支払うのは、スペースや販売員などを含めた月極のサービス利用料と、商品販売当たりの歩合手数料のみ。月額賃料や販売員の確保など、一般的なテナント契約で求められるハードルを極力低く設定した。出店者は固定費を抑えられるうえ、千葉駅前の好立地で集客力のある百貨店内に、消費者との接点を確保できる。ECでも店頭と同じ商品を販売しており、日本全国の消費者にブランドを訴求できる。

「SHIBUYA」では、開業時の54ブランドから3倍以上の180ブランドに増え、売上も約4倍に増加した。「Chiba」では今後、50ブランドまで増やす予定だという。契約期間は現在のところ3か月から最長6か月で、更新するかどうかは都度相談する。

オープン初日から4日間は生産者が店頭で試食会を行い、商品の魅力や開発背景を消費者に直接伝えた。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。