キッコーマン食品の「デルモンテ リコピンリッチ トマトケチャップ」が発売された2013年8月5日にちなみ、8月5日を「リコピンリッチの日」として日本記念日協会に制定を申請。それが受理されたことを記念し1日、都内で制定記念発表会を行った。
発表会の第一部では、一般社団法人全国トマト工業会の小後摩美絵専務理事によるトマトに関する豆知識セミナー「トマトのちょっといいはなし」を開催。
第二部では、一般社団法人日本記念日協会の加瀬清志代表理事より、キッコーマン食品の中野祥三郎社長に「リコピンリッチの日」制定を認定する記念日登録書が授与された。引き続きお笑いコンビの「メイプル超合金」の二人を1日ブランドアンバサダーの「一日リコピン大使」として迎え、トークショーを行った。
登録書授与式に先立ち中野社長は、「来年4月には厚労省が定めている第三次「健康日本21」がスタートする。野菜摂取量は1日350gが目安だが、実際は70gほど不足している。デルモンテでは野菜、果実がつくる高品質な商品を提供することで、こうした状況の改善に貢献したい」とデルモンテの基本姿勢を示した。
10年前の2013年8月5日に発売した「デルモンテ リコピンリッチ トマトケチャップ」。リコピンには抗酸化作用があり、老化防止やガン予防効果もあり、リコピンを通常の1・5倍含むなどの特徴を示したうえで、「濃厚なトマトの味が楽しめ、健康のためにもよく、10年間で6千万本以上の累計出荷高に達した」と説明。リコピンリッチシリーズとしてケチャップに加えてトマトジュースやピューレを発売し、今年は3月から「リコピンリッチ フルーツトマトゼリー」を発売した。
「20~40代女性における消費者調査によれば、リコピンの認知率は62%、摂取意向は19%で、まだ伸びしろがあると考えている。健康には効果的だが摂取意向が低く、これを改善するためにリコピンリッチの日を制定した」と説明した。今後は8月5日に合わせてホームページを刷新し、SNSや店頭でも積極的に情報発信する。
トークショーではお笑いコンビの「メイプル超合金」の二人(安藤なつさん、カズレーザーさん)を「一日リコピン大使」として迎え、リコピンリッチクイズに挑戦。ケチャップをたっぷりかけたオムライスを試食し、カズレーザーさんは「ケチャップをかけたのでオムライスがとんでもなくおいしくなった」と感想を述べ、安藤さんも「今日はリコピンが体にいいことを勉強した。今後も料理に取り入れたい」と語った。
トマトに関する豆知識セミナーでは、全国トマト工業会の小後摩専務理事がトマトの栄養価や調理法などを説明した。「生のトマトより加工品のほうが栄養価を吸収しやすく調理に便利。上手に食べるには油と一緒に摂ってほしい」など語った。