10.6 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
その他各種イベント・展示会・講演会アイネットHD 菓子のOEMなど製造部門が強み 独自路線を活かした展示会
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

アイネットHD 菓子のOEMなど製造部門が強み 独自路線を活かした展示会

菓子のメーカーベンダー・アイネットホールディングスは6月22日、東京都立産業貿易センター浜松町館で展示会を開催した。テーマに「本質の追求!美味しい・良い商品は値上げに負けません」を掲げ、燃料や原材料高騰で価格改定を余儀なくされているなか、そんな環境下にも負けずに売っていこうという思いが込められている。

代表取締役社長の小黒敏行氏は方針について「徹底的にOEMをやる」と強い意志を示し、「大手と同じような商売では戦えない。製造部門を持ち、少量多品種で受けられることがうちの強み。効率の悪いことをいかに効率よくやるかが差別化につながる」と語った。

同社は、製造工場を2か所、パッカー工場を1か所持ち、独自の路線でここ数年過去最高益を更新している。小売も価格競争ではない商品での差別化を図りたい傾向が強まっており、その流れが追い風となっているのだろう。

もう一つの強みは、菓子売場の一括管理で小売の経営効率化を図る「SS80」。現在では大型店から売店まで520余りの店舗を任され、改廃の多い菓子の管理を担っている。

展示会では、特徴を反映した内容となっており、自社工場製品の提案や「SS80」のモデル陳列、自社ブランドのほか、テーマごとのブースでフェアや企画につながるような集合提案、SDGsの取り組みなどが展示された。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点