14.2 C
Tokyo
13.1 C
Osaka
2025 / 10 / 31 金曜日
English
飲料嗜好飲料冷たい飲み物を入れると氷の結晶柄が出現 スタバの新リユーザブルコールドカップで急冷式アイスコーヒー訴求 ネスレ日本
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

冷たい飲み物を入れると氷の結晶柄が出現 スタバの新リユーザブルコールドカップで急冷式アイスコーヒー訴求 ネスレ日本

 ネスレ日本は、「スターバックス」ブランドの「カラーチェンジング リユーザブル コールド カップ」を刷新するなどして夏場に向けて急冷式でつくるアイスコーヒーを引き続き訴求していく。

 5月15日、「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」の製品群が装いも新たにスーパー・量販店やECなどで発売開始される。

 急冷式とは氷入りのグラスにレギュラーコーヒーを直接ドリップするやり方で「普段のドリップの工程に氷を入れるだけなので全く難しくない」と述べるのはネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリスト。
 4月28日、ネスレ日本とスターバックス・トレーディング合同会社が開催したメディア向け体験会で取材に応じた。

 ネスレ日本はかねてから夏場の需要を深耕すべくPOPやブランドサイトの動画などを活用して製品とともに急冷式をアピールしている。
 その手応えについては「昨年のメディア向け体験会で、つくり置きのアイスコーヒーと飲み比べをしてもらったところ“急冷式のほうが香りを感じられておいしい”といった発信をしていただいた。消費者からも急冷式の言葉を使った投稿がなされるようになり、少しずつ広まっていると感じている」と語る。

取材に応じたネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリストと「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」製品群の一部
取材に応じたネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリストと「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」製品群の一部

 さらなる急冷式の浸透や需要の需要深耕に向けて、今年は「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」の製品群の1つ「スターバックス オリガミ アイスコーヒーブレンド」1 袋とセットになっている「カラーチェンジング リユーザブル コールド カップ」を刷新。

 冷たい飲み物を入れると氷の結晶を表す模様が浮き出る新デザインとストローレスで飲用できる新仕様へと磨きをかけた。
 「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」の製品群は、中身をそのままに急冷式のビジュアルをあしらうなどパッケージを刷新した。

 “五感で楽しむ”点も訴求していく。
 「ドリップした時の香りや耳を澄ませるカランカランと音が鳴って涼しげな体験ができる。陽の光が反射して琥珀色に輝く色のハーモニーも是非楽しんでほしい」と述べる。

 「スターバックス アイスコーヒー ブレンド」は、スターバックスがアイスコーヒーのために開発したブレンド。「ほどよいコクと爽やかなシトラス感、風味のバランスのよさが特長」という。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点