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龍角散「お金は出すが口は出さない」 ニューロン製菓と戦略的連携 増産体制を構築へ

龍角散は、需要増に対する対策として、長年のど飴のOEMを委託してきたニューロン製菓と戦略的連携を行い、増産体制構築を図る。

ニューロン製菓は人手不足の課題を抱えており、工場のフル稼働には至っていない。そこで、リクルーティングのサポートを受け成型工程を3直から4直に増やし、製造数を2割アップさせることに加え、約10億円の設備投資を受け自動化を進め、24年9月には2倍の増産体制を確立する。

藤井隆太代表取締役社長は「お金は出すが、口は出さない」と今回の戦略について話し、M&Aではないことを強調する。

龍角散は、のど飴市場国内シェアトップの25%を持つ。国内では認知度も高く安定的な売上を維持していたが、15年に越境EC開始後急激に売上を伸ばした。23年3月期の売上高は185億円を見込んでいる。特に中国での成長が著しく、コロナ禍に中国向け一般貿易を開始し、現在では約10万店舗で販売。中国向け売上高は約30億円まで伸長した。

藤井社長はさらなる中国市場での発展や、インバウンドも見込んでおり「作れば売れる図式はできている」と胸を張り、「増産体制の強化がさらなる成長につながる」と意欲を示した。

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