プレ万博にキッチンカー出店 世界のおにぎり販売 ニコニコのり

ニコニコのりは大阪芸術大学とコラボしたキッチンカー第二弾を、13~16日に大阪・関西万博の2年前として大阪南港ATCで開催されたプレ万博に出店し、「世界のおにぎり」全9種を販売した。

世界のおにぎりは、各国の食文化や料理、調味料などを使用して同社が開発した。今回は9か国で、韓国は、コチュジャンを使用した「ヤンニョムおにぎり」、チュニジアは同国料理「オジャ」をイメージした「オジャおにぎり」、エジプトはスパイス「デュカ」を使用した「デュカおにぎり」、米国は「フリフリソース」を使用してパイナップルの甘みとスパムの塩気が合う「ハワイアンおにぎり」などで、1個税込300円。

両者は22年10月に包括連携協定を提携し、同月のイベントで世界のおにぎり第一弾5種類を提供した。今回は第一弾で好評だったチュニジア、エジプト、米国の3品を進化させ、さらに新開発品を加えて9品とした。

おにぎりは、原料と製法にこだわっており、のりは有明海産の「くちどけが良くうまみが強い」のりを使用。ご飯は新潟県産コシヒカリ、さらに炊飯時にこだわりの昆布と塩で炊くことで、ご飯、海苔、具材の親和性を向上させた。

桶作雅彦商品開発部次長は「世界から多くの方が来場する万博に向け、日本のソウルフードおにぎりと各国の食文化を合わせ、世界にアピールしていきたい」と抱負を語った。

次回は5月3~5日、神戸のイベントにキッチンカーを出店する。