11.3 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
小売CVSローソン、おにぎりでコンビニ業界初の成形機導入 「金しゃりおにぎり」刷新 「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」

ローソン、おにぎりでコンビニ業界初の成形機導入 「金しゃりおにぎり」刷新 「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」

 ローソンは、コンビニ業界で初めて立体成形方式を採用したおにぎり成形機を導入して「金しゃりおにぎり」シリーズを刷新し好調に推移するおにぎりカテゴリーの勢いを加速させる。

 ローソンで新たなおにぎり成形機を導入するのは12年ぶり。
 11日発表した水島史喜商品本部デイリー・厨房部部長は「手作り感を追求した。従来の成形機は三角型の中で上下からプレスする方式のためプレス圧が片寄った成形になるのに対し、立体成形方式では、おにぎり全体を立体に均等に成形することで手作りに近いふっくらしたおにぎりになる」と説明する。

 当面、立体成形方式を「金しゃりおにぎり」のみに導入して「金しゃりおにぎり」の価値を高めていく。

 18日、「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」(税込279円)「金しゃりおにぎり いくら醤油漬」(同)など定番メニュー4品と新定番メニューの位置づけで「金しゃりおにぎり 熟成紀州南高梅 種抜きまるごと一粒梅」(税込235円)を発売する。

 定番は「まるで人の手で握ったようなふっくらとした食感」を追求したほか、具材も見直した。

 定番・新定番に加えて「定期的に高付加価値のスポット商品を予定している」。

 コミュニケーションは、3月18日に行った実食調査の結果を伝える内容の広告を大々的に展開していく。

 実食調査は全国47都道府県の各県100人以上・合計5125人を対象に「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」の新旧商品の食べ比べをする内容で「約97%の方が立体成形方式で製造した新しいおにぎりのほうが“ふっくらおいしいと感じる”と回答した」という。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。