7 C
Tokyo
5 C
Osaka
2026 / 01 / 18 日曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料UCC大型紙パックコーヒー飲料に本格参入 「ゴールドスペシャル」と「上島珈琲店」から新商品投入

UCC大型紙パックコーヒー飲料に本格参入 「ゴールドスペシャル」と「上島珈琲店」から新商品投入

 UCC上島珈琲は、家庭用レギュラーコーヒーの主力ブランド「UCCゴールドスペシャル」とショップブランドの「上島珈琲店」の2ブランドで1Lの大型紙パックコーヒー飲料市場に本格参入する。

 大型紙パックコーヒー飲料市場がボトルコーヒー(大型ペットボトルコーヒー)と比べて高単価でありながら近年継続的に拡大していることに勝算を見込む。

 同市場について、2月21日発表した油谷仁敬マーケティング本部副本部長兼飲料マーケティング部部長は「紙パックユーザーは非常に嗜好性が高く、コク深い味わいや香りを楽しみたいユーザーが増えている。単価にも注目し、飲料カテゴリーでは非常に珍しく、200円以上の価格帯が好調で高価格帯が伸びている」との見方を示す。

 「ゴールドスペシャル」と「上島珈琲店」の役割分担については「当然、それぞれの製品特徴の違いから価格帯を分けている。販売チャネルについては明確には区別していないが、高価格帯を求められるお客様が多い流通様には『上島珈琲店』を提案し、『ゴールドスペシャル』においてはどこの売場にも置かれているブランドのため間口(飲用層)を極力広げるべく、いろいろなところに置いていただけるように提案していく」と説明する。

 「上島珈琲店」からは「アイスコーヒー無糖」と「同 微糖」の1L紙パックコーヒー飲料2品を3月6日に新発売した。
希望小売価格は2品とも税別398円。

 2品のこだわりポイントは、エチオピア・コロンビアの厳選アラビカ豆100%を使用したフルーティーな味覚設計と、ネルドリップ抽出でなめらかな口当たりと心地良い余韻を打ち出した点になどにある。

 「ショップのアイスコーヒーを味覚ターゲットとし、コーヒー豆を非常に贅沢に使用して、しっかりとしたボディ感・コクも実現している」と述べる。

油谷仁敬マーケティング本部副本部長兼飲料マーケティング部部長
油谷仁敬マーケティング本部副本部長兼飲料マーケティング部部長

 「上島珈琲店」のコミュニケーションは、昨年発売開始したレギュラーコーヒー(豆・粉・ワンドリップ)の嗜好品と今回の飲料とを連動させて体験イベントをさらに強化していく。

 「昨年実施したポップアップイベントが大盛況だったことを受け、今年はイベント回数とエリアを拡大して実施していくことを検討していく」考えだ。

 一方、「ゴールドスペシャル」からは「どんな時代でも“いつでも変わらない特別なおいしさ”を提供することで何気ない毎日を“ちょっと特別なもの”にしてくれるブランド」として「アイスコーヒー無糖」と「同 甘さひかえめ」の1L紙パックコーヒー飲料2品を3月6日に新発売した。希望小売価格は2品とも税別248円。

 2品の共通の特徴は、単品焙煎してコク深さを打ち出しストレートでもミルク割りにも適した味わいに仕立てられている点。天然水100%で抽出してキレのある後味も特徴となっている。

 「ゴールドスペシャル」のコミュニケーションも「上島珈琲店」と同じく嗜好品と飲料を連動して実施。
“365日をスペシャルへ。”をコミュニケーションワードに掲げ、新たにWEB動画を用意するなどして春夏秋冬の季節に合わせた飲用シーンを伝達することでブランド価値を高めていく。

 今回発売する大型紙パックコーヒー飲料ではサステナビリティにも配慮し「上島珈琲店」「ゴールドスペシャル」ともにUCCグループの   「サステナブルなコーヒー調達」の基準を満たしたコーヒー豆を50%以上使用している。

 なお、大型紙パックコーヒー飲料市場は21年、金額ベースで4年前の17年と比べて20%伸長したとみている。

 伸長要因については「おいしいコーヒーをより手軽に飲みたいニーズが一番大きい。コロナ禍によって家庭内で豆を挽くところからレギュラーコーヒーが飲まれるようになり、需要が拡大した。そんな中、毎回淹れるのが手間になり、ワンドリップに移行する人もいれば、アイスコーヒーに移行する人もいる」とみている。

 この動きに対し、UCCではドライ(常温)売場で「上島珈琲店」と「ゴールドスペシャル」のラインアップを拡充し選択肢を広げることで、多様化する消費者ニーズを取り込んでいく。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。