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2025 / 11 / 05 水曜日
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加工食品冷凍食品日本ハム冷凍食品 多様な食卓シーンに提案 「シェフの厨房」好調
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日本ハム冷凍食品 多様な食卓シーンに提案 「シェフの厨房」好調

日本ハム冷凍食品は、2023年春夏シーズンに向け、「食卓」の様々なシーンをイメージした独自色ある商品を開発、おかずとして牛肉をたっぷり楽しめる「シェフの厨房 直火炙りの牛カルビ焼肉」、手軽に満足感ある朝食が用意できる「シャウエッセン使用 ピザトースト」などを発売する。

開発テーマは「食で支えるみんなの健康」「食で満足、ココロ充実」「気がつけば、おトク」。最も注力するのは「シェフの厨房」ブランドだ。発売から約2年経過したが、本格的な味わいが支持され売上は着実に伸びている。

今春は「同 直火炙りの牛カルビ焼肉」と「同 特製だれの牛プルコギ」を3月1日から新発売。畜肉メーカーの強みである良質な牛肉を使用し、タレは濃い目の味付けでごはんが進む味わいとした。電子レンジ約2分20秒の簡単調理。2品とも125g。想定売価は税別398円前後。

同ブランドでは、「低温調理製法」のハンバーグ2品(「デミグラスハンバーグ」「和風おろしハンバーグ」)のパッケージをリニューアル。理想的な温度帯で製造した「低温調理」の訴求を強化し、ソースを識別しやすいデザインに改良した。1個入160g。好調な冷凍ハンバーグ市場でさらなる浸透を目指す。

「シャウエッセン使用 ピザトースト」(日本ハム冷凍食品)
「シャウエッセン使用 ピザトースト」(日本ハム冷凍食品)

ホットスナックも強化。人気商品となった「シャウエッセン ドッグ」に続き、朝食シーン向けに「シャウエッセン使用 ピザトースト」を新提案。3月1日発売。厚切りでサクッとした食感が特長で、たっぷりのチーズとアクセントの「シャウエッセン」も楽しめる。トースター、レンジの両方で調理可能。想定売価は税別348円前後。

一方、スナック関連製品の店頭販促として、4~5月は子ども向けのおやつに訴求し、7~8月は夏休みや「8/10 シャウエッセンの日」をキーワードに売場を盛り上げる。

22年10月から、量販店向けに「松屋」ブランドの「同プレミアム仕様 牛めしの具」「同 豚めしの具」「同オリジナルカレー」の委託販売を行っている。「牛めしの具」と「豚めしの具」は135gとボリューム感がある。想定売価は前者が税別348円前後、後者が同328円。店舗でも人気の「オリジナルカレー」は298円前後。

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