12.5 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 06 木曜日
English
加工食品乳製品・アイスクリーム雪印メグミルク 家庭用137品値上げ うち5品は減量も
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

雪印メグミルク 家庭用137品値上げ うち5品は減量も

雪印メグミルクは4月1日から、家庭用乳食品・市乳商品計137品の価格改定(容量変更含む)を実施する。穀物・エネルギーの高騰等による生乳生産コストの急上昇を受け、4月から生乳取引価格を引き上げることで生産者団体と合意したほか、外食産業の復調や生産コスト上昇などを背景に国際乳製品相場が高騰していることから実施を決めた。

対象商品は、バター・油脂・プロセスチーズ・ナチュラルチーズ・ピザクラスト・ピザソース・練乳・スキムミルクの乳食品が83品、市販用の乳酸菌飲料・清涼飲料・ヨーグルト・デザート・クリームが51品、宅配用の牛乳・乳飲料が3品。改定率は、乳食品が4月1日特約店着分から希望小売価格で3.1~19%引き上げ、容量変更の対象商品は5.9~10%減量する。市乳商品は市販用を4月1日出荷分から希望小売価格で3.8~18.2%、宅配用を出荷価格で7.9~17.9%引き上げる。

主要商品の税別新希望価格は「雪印北海道バター」(200g)が460円(現行410円)、「北海道雪印100さけるチーズ(プレーン)」(50g)が255円(同220円)、「MBPドリンク」(100g)が140円(同130円)、「ナチュレ恵megumi」(400g)が270円(同260円)など。

価格改定と内容量変更のどちらも対象となるのはスライスチーズとカマンベールチーズ計5品で、「スライスチーズ(5枚入り)」は230円から260円、内容量が85gから80gとなり、「雪印北海道100 カマンベールチーズ」は560円から590円、50gから45gに変更する。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点