13.9 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 16 日曜日
English
加工食品冷凍食品テーブルマークがECサイト開設 冷食新シリーズ「BEYOND FREE」本格始動
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

テーブルマークがECサイト開設 冷食新シリーズ「BEYOND FREE」本格始動

テーブルマークは、このほど“FREEな選択肢を食卓にプラスする”オンラインショップ「食+(ショクタス)」をグランドオープンした。新シリーズ「BEYOND FREE」を立ち上げ、特定の食材や成分を使わずに本格的なおいしさに仕上げた冷凍食品を販売していく。

多様化するニーズに寄り添った高付加価値商品を開発し、新たな生活者との接点づくりを目的としている。サイトは22年7月にプレオープンし、同社初のプラントベースフード(デザート2品)など32アイテムを販売してきた。今回は「BEYOND FREE」シリーズとして19品を追加。アレルゲン不使用の「豆乳クリーム ロールケーキ プレーン(税込490円)」「豆乳とお野菜のマフィン(同400円)」、動物性原材料不使用の「ライスバーガー 大豆ミート焼肉味(同400円)」「豆腐ブレッド(同330円)」、糖質カット/塩分カットの「糖質30%オフ お皿がいらない 明太クリームうどん(同490円)」「無塩食パン(同250円)」などをラインアップした。

「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」(テーブルマーク)
「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」(テーブルマーク)

メーンターゲット20~40代の中で食に対する意識が高い層、また食物アレルギーの悩みや菜食主義などの信条を持つ人のニーズにも応える。

開発に当たっては、おいしさに徹底的にこだわり、同社が培ってきた冷凍加工技術により豊富なバリエーションを実現。事前調査で「豆乳クリーム ロールケーキ チョコ」の試食アンケート(対象:20~40代男女104人)を実施したところ、実に98%が「おいしい」と評価したという。

サイトは利用者のニーズに合わせて「アレルゲン不使用」「動物性原材料不使用」「食卓の定番ベーカリー」「プチご褒美デザート」などキーワードで購入商品を選べるように工夫してある。当面は定期的に情報配信する「ショクタス マガジン」などのサービスを展開。今後さらなる機能の充実を図る。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点