11.2 C
Tokyo
12.5 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会カゴメ「オムライススタジアム2023」開幕 東海皮切りに全国9地区で代表予選

カゴメ「オムライススタジアム2023」開幕 東海皮切りに全国9地区で代表予選

「日本一食べたくなるオムライス」を決める、カゴメの「オムライススタジアム2023」が1日に幕を開けた。同イベントは、13年に始まり今年10周年を迎える人気企画。2年ごとに「ナポリタンスタジアム」と交互に開催してきたが、前回はコロナ禍の影響で中止となり、今年4年ぶりの開催となる。全国から過去最多となる123店舗がエントリー。同日の東海大会を皮切りに、2月中に地区大会が順次開かれる。

東海大会の舞台となったのは、同社名古屋本社ビル1Fの「カゴメ キッチンファーム名古屋」。開会式でカゴメ名古屋支店・河原丈二支店長は、「この東海大会には3つの一番がある。1つ目は、ここが『オムライススタジアム2023』の最初の地区予選であること。2つ目は、この新カゴメビルが昨年6月に竣工して最初のスタジアム企画であること。そして3つ目が、全国9会場の中で一番の競争倍率(応募28店舗)だったことだ。その中から書類審査を経て、本日3店舗に来ていただいた」とあいさつ。

続けて「どのメニューもシェフの技が光る、個性的なオムライス。東海だけでなく、全国で一番を目指して腕を振るっていただきたい。カゴメはこの東海エリアが創業の地。東海地区から日本一食べたくなるオムライスが出ることを祈念している」と出場者に呼びかけた。

東海大会の出場店舗・提供メニューは、「ワイン食堂シャンティ」(静岡県静岡市)の『駿河湾のシラスと磯海苔香るふわトロオムライス』、「とろ~り卵のオムライス さん太」(愛知県岡崎市)の『牛肉ハンバーグぱっかーんオムライス』、「たまご農家のキッチン レシピヲ」(愛知県常滑市)の『知多の牛肉を使った贅沢ハンバーグonオムライス』の3品。

オムレツをナイフで切るパフォーマンスが人気(とろ~り卵のオムライス さん太)
オムレツをナイフで切るパフォーマンスが人気(とろ~り卵のオムライス さん太)

審査の結果、「とろ~り卵のオムライス さん太」が優勝に輝いた。同店の『牛肉ハンバーグぱっかーんオムライス』は、チキンライスの上にハンバーグとオムレツを乗せ、食べる直前にオムレツをナイフで切るパフォーマンスと完成度の高いソースが特徴。

審査員からは「パフォーマンスもさることながら、一皿の中での食材のバランスが良く、美味しかった。トマトケチャップを中心にした3種類のソースも完成度が高く、技術力の高さを感じた」と評された。

東海大会以降は、関西(2日)、北陸(7日)、東北(9日)、中四国(14日)、関信越(16日)、南関東・九州沖縄(21日)、北海道(22日)の日程で地区予選が順次開催され、各地区の代表を決定する。

この9店舗を対象に3月20日~4月3日、公式サイトでのWEB投票を行い、ベスト3を選出し、5月13日に「ABEMA」特別番組(生放送)として決勝大会が執り行われる。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。