ポッカサッポロフード&ビバレッジは12月28日、「キレートレモン」ブランドが7年連続で過去最高出荷を達成したと発表した。
訴求をビタミンCからクエン酸に切り替え、クエン酸の機能価値が広まり消費を後押ししたことが奏功した。
クエン酸は疲労感を軽減するとされ、この点がコロナ禍で受け入れられたという。
取材に応じた征矢真一社長は「コロナ禍で在宅勤務が推奨されるなど行動制限がかかったことで、肉体的疲労よりも生活のリズムが乱れたことによる疲労が増えたとみている。そうした中、機能性表示食品の『キレートレモン クエン酸2700』で疲労感軽減を訴求したことが受け入れられたようだ」と説明する。
今秋新発売した、“顔のむくみ”に対応した「キレートレモンMUKUMI」も新たなニーズをつかみ「キレートレモン」の瓶タイプ3品でも前年を上回る販売数量を記録した。
幅広い層へのアプローチではペットボトルの「キレートレモンWレモン」も貢献した。