逆光線(コラム)家事は食事が9割

家事は食事が9割

家事の総量を「10」とした時、食事作りの負担はその5~6割。例えば夫婦2人暮らしで、どちらかが食事の支度を一手に引き受けたら、もう1人が掃除や洗濯をいくら頑張ってもイーブンにはならない。家事分担はこのぐらいのバランスで考えるのが妥当と思っている。

▼決まった予算の中で買い物をし、献立を考え、料理を作る。「メニューがマンネリにならないように」「栄養バランスにも配慮して」となると並大抵ではないからだ。共働きだったり、子どもがいればなおさらだろう。だから勤務先でのランチや学校給食は作り手にとってオアシス的存在といえる。

▼ところが新型コロナウイルスの影響で学校休校や在宅勤務が定着したこの2か月ほどは、家族が家に揃っている時間が増えた。朝昼晩の献立に頭を悩まし、「生活の9割が食事作り」という日々を送ってきた人も多いのではないか。

▼コロナ禍の長期化を危惧しつつも、国の緊急事態宣言解除を受け、日常を取り戻す準備に入った。「新しい生活様式」の中では、食事の家事分担もまた変わってくるのだろうか。

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