飲料系飲料「甘くないイタリアーノ」な...

「甘くないイタリアーノ」などで培われた技術で「クラフトボス」ミルク入り史上最高峰のミルク感実現した「ミルクラテ」が好調

 サントリービバレッジ&フードの「クラフトボス」コーヒーシリーズから今年リニューアル発売された「ミルクラテ」が好調に推移している。

 「甘くないイタリアーノ」(イタリアーノ)などで培われたミルクの技術などを活用してミルクの配合を見直しリニューアル前の商品の1.4倍のミルク感を実現して「クラフトボス」ミルク入り史上最高峰のミルク感を打ち出した点が奏功した。

 8月28日、取材に応じたSBFジャパンブランドマーケティング本部・野下剛課長は「昨年発売した『ミルクラテ』はすっきり飲めるように設計したのだが、お客様が求める牛乳のようなリッチな甘みや嗜好性に対応しきれていないことが判明した。このことを受けて、今回、『イタリアーノ』などで培ったミルクの技術を逆転の発想でコーヒーが主ではなくミルクに全振りしてみたところ、お客様が徐々についてきてくださり、通年で売れる商品になりそうだ」との手応えを得る。

 「イタリアーノ」はコーヒーを主役にしながらミルクを足したイメージであるのに対して、「ミルクラテ」はミルクを主役にしてコーヒーを少し足したイメージとなる。

 ミルクの満足感を実現するにはミルク増量が一つの手となるが、飲用乳の公正競争規約によると、ラテに欠かせない乳固形分が3%以上を占めるとPET飲料では制約のある乳飲料規格として扱われる。

 同社はこのような壁を乗り越えるべく、2022年、乳原料と植物性素材をハイブリッドで使用する技術を編み出し、植物性素材由来の独特な香りがするといったネガティブ要素を改善するため研究開発を続ける。
 その結果、今回開発されたのが「イタリアーノ」の今年のリニューアルで取り入れたラテ専用ミルクであった。

 今後は、このラテ専用ミルクの開発で培った技術を更に活用していく。

 「『イタリアーノ』の成長に加えて、もう1つミルクを主役にしたポートフォリオを作ることができたのが『ミルクラテ』の一番の成果だと思っている」と語る。

 「イタリアーノ」とは、ユーザーや飲用シーンで棲み分けが図れているという。

 「『ミルクラテ』は20・30代の層から支持が厚く『イタリアーノ』よりも若い方に飲まれ、コーヒーは苦手だがラテを飲みたいというニーズにも対応できているようだ。飲用シーンは『イタリアーノ』が午前の働く前に飲まれる傾向にあるのに対し、『ミルクラテ』は午後や夕方に飲まれる傾向にある」と説明する。

 「ミルクラテ」は「クラフトボス」コーヒーシリーズの「ブラック」「カフェラテ」「イタリアーノ」に次ぐ4本目の柱商品となる可能性がある。

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