食品卸・藤澤は16日、ロイヤルヒル福知山(京都府福知山市)で「秋季展示会」を開いた。新規6社を含むメーカー80社が出展。得意先66社、約100人が来場した。
今回、初めてアミティ丹後(丹後地域地場産業振興センター)と協力し、地場商品を集めたコーナーを設けた。
アミティでは150点の認定商品から毎年、優秀産品を選出している。この日は、京丹後の山で取れたはちみつを使ったゼリーなどを紹介。
山口正彦専務理事は「地場メーカーの課題は、自社で配送できる範囲しか販売できないこと。卸の力を借りて、地元以外にも広げたい」と期待を示す。

藤澤の岸本克宏社長も「われわれが間に入り、北近畿の食品をより多くの得意先に届ける」と力を込める。
水産は「年末に向けた売場作りと、現場の人手不足を意識した商品提案」(岸本社長)に注力。初めて出展したペスカリッチ(東京都)はマグロをアピールした。フィリピンに2つの自社工場を持ち、5000㌧を加工する。サクからスライス、剝き身などユーザーの要望に合わせ生から加工するため「色も味もしっかりし、ドリップが少ないのが特徴」という。
同じく初出展の自然共生(岡山市)はニンニクの調味料「ガリスコ」を紹介。唐揚げやギョウザ、フライなど様々な料理に使える。「特に肉との相性が良く、精肉店からの問い合わせが多い」と宮崎幸子社長は話す。
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岸本社長に近況などを聞いた。
今回はアミティ丹後と協力し、地場商品を多く集めた。当社の営業網を活用し拡販につなげたい。われわれにとっても扱う商品が広がり、互いのメリットは大きい。
今期の業績は、計画通りに推移している。昨年末から利益改善の取り組みを強化し、売上については提案の仕方を改めて考え、提案力に磨きをかけている。
今後は特に給食や高齢者施設などへ向け、業務用商品や水産品を拡販する。水産は協力会社と一緒になって、得意先のニーズに合わせ加工できる強みを生かす。
