飲料系酒類100周年の秋田屋 お酒の...

100周年の秋田屋 お酒の世界を広げる二百年企業へ 記念式典開催

 東海地区地盤の酒類食品卸・秋田屋(名古屋市、浅野弘義社長)は9月10日、名古屋観光ホテルで「法人設立100周年記念式典」を開催。当日は取引先・得意先など関係各方面から約260人が出席。同社の節目の年をともに祝った。

 会は、秋田屋の足跡をたどったビデオ放映に続いて浅野社長が登壇。来場者にこれまでの取引・支援に対して感謝を伝えるとともに、今後の事業ビジョンについて語った。大村秀章愛知県知事、広沢一郎名古屋市長の来賓祝辞の後、鏡開きも執り行われた。

 秋田屋は1855年に創業し、1926年に法人設立。今年法人設立100周年を迎えた。さらに2055年には創業200周年を控えており、「100周年はゴールではない」とする。

 浅野社長は、次の100年に向けた新たな長期ビジョンとして「お酒の世界を広げる二百年企業へ」を標榜。それを支える4つの柱として「量より質へ」「唯一無二をつくる」「持続可能な流通へ」「次の100年をつくるのは、人」を挙げ、その目指すところを解説した。

 「量より質へ」は、一社一社との関係を深め、秋田屋と取り引きする価値を高めるということ。「われわれはこの名古屋で生まれ、東海で育った。だからこそお客様に必要とされる企業になっていかねばならない。単に売上を求め、エリアを広げるということは考えていない。一軒一軒のお得意先さまとしっかり向き合い、深い関係を築き、秋田屋にしかできない提案をしていく。それが結果として秋田屋と取り引きする価値を高めることになる。それを高めていけば東海から日本、そして世界へと輪が広がっていくと考えている」。

 「唯一無二をつくる」では、酒蔵・メーカーと組んでの商品づくり、イベント開催や食とのコラボ提案、酒蔵ツーリズムなど「単に商品を売るだけでなく、作る、伝える、楽しんでいただくところまでが秋田屋の役割と思っている」とした。

 「持続可能な流通へ」では、AIやITを活用した受・発注の効率化や会社の垣根を越えた共同物流、協働取り組みなどの流通革新に挑む。

 「次の100年をつくるのは、人」については、若手からシニア、スポーツ選手など、多種多様な人財が安心して活躍できるフィールドづくりに努めていく。

鏡開きも盛大に執り行われた
鏡開きも盛大に執り行われた

関連記事

インタビュー特集