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よつ葉乳業 北海道生乳の価値を国内外へ 「よつ葉」ブランド発信強化

 よつ葉乳業は、下期新商品として3品を発売する。北海道産原料の価値を生かした機能表示食品の飲むヨーグルトやトレンドを踏まえた乳飲料を投入するほか、カテゴリー横断でプロモーションを強化し、よつ葉ブランド全体の認知拡大につなげる。

 9月28日の発表会での桜庭弘人取締役執行役員営業統括部長は、消費者の節約志向が高まる一方、安心感や品質など価値を実感できる商品が支持されていると説明。「消費の二極化が加速するなか、商品の品質に対する関心はこれまで以上に高まっており、特に北海道ブランドの価値は高くなる」との見方を示した。

 26年度は「北海道産生乳の新たな価値を届ける」「ブランドの価値を分かりやすく発信」「マーケティングを強化し新規市場開拓」の3つを方針に掲げる。コスト上昇が続く中でも今年度は価格を据え置く方針で、後藤英嗣営業統括部商品開発グループ部長兼マーケティンググループ部長は、「価格を据え置くことで多少我々に厳しいところがあったとしても、物量が落ちてしまえば酪農生産者の不安にもつながる。量をしっかりと維持できるように取り組んでいく」と説明した。

 新商品では、「よつ葉 コクがあっておいしい低脂肪乳」(1000ml、OP)を発売。北海道産生乳と脱脂濃縮乳を使用し、普通牛乳比で脂肪分を80%カットした。ヨーグルトでは10月1日から「よつ葉 北海道のむヨーグルト 洋梨」(250g、税別190円)を投入し、乳酸菌YRC3780株による一時的な心理的ストレスを和らげる機能と睡眠の質を訴求するほか、「クリーム仕立てよつ葉黒糖烏龍茶オレ」(200ml、税別180円)を同日発売する。同シリーズは前年比20%増と伸長しており、理由について同社は「乳のおいしさを軸に、コーヒーやほうじ茶、ルイボス茶などトレンドのフレーバーを組み合わせた楽しさが支持されている」と推察している。

 アイスクリームやチーズは、「よつ葉」を一目で認識できるパッケージデザインへ変更。ブランド広告では、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターで共通のフレームを採用し「この幸せは、よつ葉だけ」のメッセージを統一したTVCMを11月~12月に放映する。

 海外事業も拡大する。現在は主に台湾、シンガポール、香港、マレーシア、タイ、カナダで展開。チルド牛乳はシンガポール向けで賞味期限を47日から54日に、LL(ロングライフ)牛乳は150日から240日に延長するなど、海外輸送に対応した商品設計を進めている。機能性のむヨーグルトも国内の21日に対し、海外向けは47日まで延長した。今後は東南アジアを中心に販売エリアを広げ、インドネシアへの展開も検討する。

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