日本アクセスは7月23、24の両日、インテックス大阪で「秋季フードコンベンション」を開いた。503社が出展し、約9600人が来場。出展社の内訳はドライ124社、菓子36社、冷食56社、アイス25社、和日配64社、洋日配・乳製品73社、生鮮・デリカ125社。
西日本営業本部によるブースではフローズン、菓子、地域商材それぞれの企画コーナーを設けた。このうち菓子は子どもたちに人気の「お菓子帳」、間食を中心に集めた「パン横スナック」などのテーマに沿って展開。「新たな需要を喚起し、買上点数と客単価のアップにつなげたい」(営業推進課)狙いだ。
近畿生鮮・デリカ営業部による提案コーナーでは、スチコンを活用した生産性向上とメニューの拡充を提案。特に生米から作るリゾットなど、米飯メニューを充実させた。価格が低下傾向にあるコメの使用を増やすことで、他の原料や資材の高騰分を吸収し原価抑制を図る。また、フライヤーで油調している一部をスチコンに切り替えることで、「生産効率の向上と油の減量による健康訴求も可能になる」(デリカ営業課)と期待する。
若手社員が企画した「カスタム消費」のブースでは、来場者が生地・具・シーズニングなどを選んで作った好みの一品を試食。若年層の消費動向に着目したもので、担当者は「こうした売場があったら面白いという思いから始めた。若者だけでなく、世代を問わず楽しめるのでは」と話していた。このほか、地域の逸品を集めた「ええもん見つけた!」、すぐに活用できるフローズン売場など、西日本会場独自の企画ブースを用意し関心を集めていた。
なお、恒例の新商品グランプリは例年、秋冬に発売する商品を紹介するが、資材の問題で新商品が発売できないメーカーもあるため、今回は今年1月以降に発売した商品を対象に実施した。
淵之上明生執行役員商品統括・マーケティング管掌の話 AIやデジタルの話題が多い中、本質的なもの、つまり商品が軸であることを改めて見直さなければならない。今回はリアルな店を意識した提案を行い、開発商品は売場に即し展開している。
