逆光線(コラム)広がるQRコード
エコプロ2026

広がるQRコード

 ホームページへの誘導など食品パッケージでもQRコードを目にする機会が増えた。その歴史は古く、愛知の自動車関連企業・デンソーウェーブが1994年に初公開した技術で、四角で白黒の形は囲碁から着想を得て作られた。

▼そもそも「QR」は、「Quick Response」の頭文字をとって名付けられた。それまで自動車工場では一つの製品で10個以上のバーコードを読み取る必要があり、その手間を減らすため高速で正しく読み取れるコードを目指して開発された。

▼どの角度からでも読み取れ、バーコードの数百倍の情報量を扱うことができる。デンソーウェーブでは特許権利を取得するものの特許料は取っておらず、2002年にカメラ付き携帯電話で読み取れるようになったことで一般にも浸透。現在ではアプリで簡単に作成できる。諸外国では食品表示でQRコードの活用が広がる。

▼消費者庁では原材料やカロリーなどの表示をQRコードにするデジタル化に向けての議論が進む。QRコードだけのパッケージが出てくる未来もあるかも。

関連記事

インタビュー特集