逆光線(コラム)日本コンビニ業界の巨星墜つ...
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日本コンビニ業界の巨星墜つ

 先月18日、日本における「セブン-イレブン」の生みの親、鈴木敏文氏が亡くなった。コンビニ業界に長く身を置いた記者にとっても、コンビニのみならず小売業界における一時代の終わりを告げる、感慨深い出来事であった。

▼24時間営業はもちろん、おにぎりやお弁当、総菜、おでんなど消費者ニーズに合った商品開発で日本独自のコンビニ像を築いた。POSシステム活用により「単品管理」を徹底。「機会ロス」を極限まで抑える発注は「小売を科学した」とも言われた。

▼市場飽和が指摘され始めた2000年代初め、鈴木氏は「変化対応すれば市場はまだ伸びる」と繰り返した。実際、その後の成長を牽引したのは、銀行業への参入やPB「セブンプレミアム」の導入など、消費者ニーズの変化に対応した事業の変革にほかならない。

▼今やコンビニは、かつての大量出店による規模拡大から、一店一店の質向上へと舵を切った。小型SMやドラッグストアなど他業態との競合に打ち勝つべく、未来のコンビニ像を模索。天から「変化対応」の声が聞こえてきそうだ。

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