流通・飲食小売J.フロントグループ 名古屋栄に新商業施設「HAERA」、東海初が目白押し
カナエ モノマテリアルパッケージ

J.フロントグループ 名古屋栄に新商業施設「HAERA」、東海初が目白押し

 J.フロントリテイリンググループは6月11日、名古屋市栄に新たな商業施設「HAERA(ハエラ)」をグランドオープンする。

 現在建設中の超高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の中核施設として、地下2階~地上4階にファッション・ライフスタイル、グルメなど65店舗が開業。そのうち40店舗が東海エリア初出店、16店舗が新業態(東海初出店との重複有り)となる。同グループが手掛ける松坂屋、パルコなどに「HAERA」を加えた10館体制で、年間2000億円以上の売上を創出していく。

 「HAERA」は、ファッション、カルチャーにおいて先進性を持つパルコと、ラグジュアリーな世界観や賑わいの創出に優位性を持つ大丸松坂屋百貨店、それぞれが持つ強みを融合させた新商業施設。

 1~3階にはラグジュアリーブランドを含むファッションやフレグランス、ライフスタイルショップを集め、ニュークラシックなスタイルを提案。

 食ゾーンについてはハイグレードからカジュアルシーンまでを網羅。4階、地下2階、地下1階に計40店舗が出店。そのうち東海エリア初が29店舗、15店舗が新業態(同)となる。

 4階はハイグレードなレストラン7店舗が揃い、特別な日にも対応できる非日常空間を提供。イタリアンの「BRINZA」や東京で有名なコース系焼肉の「よろにく」などが東海初出店。地元勢では肉のスギモトが新業態「和牛 スギモト 燦」をオープンする。

 地下2階にはカジュアルシーンにもぴったりのレストラン18店舗が軒を連ねる。東海初出店は「スターバックス リザーブ カフェ」や「廻転寿司 銀座おのでら」など11店舗。新業態は地元の人気店が手掛ける「麺と前 たかさご」や「天ぷらの浜金」など7店舗。

 地下1階は特別なギフトや、彩りを与えてくれるスイーツなど食物販15店舗を集めた。東海初出店は、和スイーツ「赤坂おぎ乃和甘」やスイーツ・カフェ「Mr.CHEESECAKE」など12店舗を数える。

 3月17日に開かれた発表会見でJ.フロントリテイリングの小野圭一社長は「名古屋栄を世界中から人が集まるデスティネーションにしたいと考えている。『HAERA』はその核となるもの。単に一つの商業施設というだけでなく、その圧倒的な存在感で名古屋の商業の中心を変える、そういうインパクトある存在を目指す」と語った。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。