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逆光線(コラム)ササニシキに再評価の兆し

ササニシキに再評価の兆し

 半年ぶりに会った若い友人が「最近はササニシキを食べています」という。彼は米作農家社長。昨年の「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」では部門特別優秀賞も受賞した。ササニシキは店頭ではあまり並ばない銘柄米だから昨今のコメ不足問題の余波かと聞いたら違った。健康目的であり、米作農家の仲間で流行っているそうだ。

▼彼によると、コメの澱粉質はアミロースとアミロペクチンの2種類あり、アミロペクチンが多いほどもちもちして美味しい。筆頭なのはアミロペクチン100%のもち米で、コシヒカリなど人気銘柄米の多くもアミロペクチンが多い。一方、アミロースが多いのはササニシキ。体重が減り血糖値が改善した事例もあるそうだ。

▼東京にいた頃モデルをしていた彼は、実家に戻り米作農家の後継ぎになった。よく働き、よく食べ、よく呑んだせいか元モデルの面影はわずかになってしまったが、かつての栄光を取り戻したいようだ。今の彼も私は好きなのだが。

▼「ササニシキは育てにくい品種ですから」と口止めされたけれど、Y君ごめん、書いてしまった。

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