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コーヒー飲料 ラテ系飲料が多様化 自然な甘さや無糖を志向

 缶やペットボトル(PET)のコーヒー飲料で、ミルク入りのラテ系飲料が多様化している。ラテ系飲料のボリュームゾーンはミルクの甘さやコーヒーがしっかり感じられるタイプ。ストレス社会で高まるリラックスニーズなどに対応して拡大傾向にある。

 近年の動きとしては、PETコーヒーなどに馴染みのない外食のカフェユーザーや新規ユーザーを獲得すべく、砂糖などに頼らないミルク由来の自然な甘さや無糖を志向する動きが顕著に見られる。

 サントリー食品インターナショナルは「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」を刷新し、外食のカフェ品質に向けて大きく前進させた。

 リニューアルにあたっては、PETコーヒーを飲まないがコーヒーを常に飲んでいる人たちのPETコーヒーへの不満点がミルクの満足感にあると判断し、新たに編み出したラテ専用ミルクを導入して「飲み応えのあるナチュラルなミルク感を実現した」(サントリー)という。

 コカ・コーラシステムはPETコーヒーの新提案として、3月9日から新商品「深煎りラテ 無糖」を発売している。

 同商品は、砂糖・甘味料不使用でエスプレッソに少しのミルクを加えた「ジョージア」初となる無糖ラテ。

 「過去にも砂糖不使用のラテにチャレンジしてきた。今回、ミルク量を消費者が求める適切な量にすることを含めて、初めて無糖を訴求できるレベルに調整したのが新しいチャレンジ」(日本コカ・コーラ)と胸を張る。

 伊藤園は、1Lサイズの屋根型キャップ付き紙パックコーヒー「TULLY’s COFFEE MY HOME」シリーズから新商品「無糖ラテ」を3月30日に発売する。

 新商品「無糖ラテ」は、主力のボトル缶「BARISTA’s(バリスタズ)」シリーズで好調に推移している「無糖ラテ」と同様の発想で開発された。

 「『無糖ラテ』はブラックコーヒーに少しだけミルクを足すといった考え方で設計されており、ブラックコーヒー好きの方の『たまにはミルク入りのコーヒーを飲みたい』というニーズに対応している」(伊藤園)と説明する。

 一方、3月30日に発売するPETコーヒーの新商品「PLATINUM WHITE Café au Lait(プラチナ ホワイト カフェオレ)」は、コーヒーらしい味わいとミルク感のバランスに苦心。

 「お客様がミルク入りコーヒーに求めるコーヒー感を維持しつつも、しっかりミルク感を楽しんでいただける味わいにこだわった」と振り返る。

 キリンビバレッジは「ファイア ワンデイ」シリーズを刷新。「ラテ微糖」は、原料を変更しミルクとコーヒーのバランスを強化し「甘くないラテ<砂糖不使用>」には「直火焙煎豆抽出物」を新たに加えて、おいしさやコーヒーの香ばしさをより感じられる味わいに仕立てた。

 アサヒ飲料が3月3日から発売している「ワンダ モーニングアメリカーノ ラテ」もコーヒーとミルクのバランスにこだわっている。

 「前身商品ではしっかりとした味わいが評価される一方、飲み進めると重くなるという感想も寄せられたことから、ベースの厚みは維持しながらもすっきりとした後味にリニューアルした」(アサヒ飲料)という。

(3月18日付本紙に「コーヒー飲料特集」)

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