キーコーヒーが2021年から家庭用市場で展開している「京都イノダコーヒ」シリーズは、認知獲得から高級感を訴求強化する新局面に突入する。
昨年7月にグループ入りしたイノダコーヒとのさらなるシナジー創出を目的に、同シリーズのレギュラーコーヒー3アイテム(オリジナルブレンド・モカブレンド・有機珈琲 古都の味わいブレンド)の豆と粉の2形態、全6アイテムのパッケージをリニューアルして3月1日に発売している。
2月3日、発表した小笹明子マーケティング本部R&Dグループ設計第一チームリーダーは「2021年の発売当初は、イノダコーヒに馴染みがない消費者も多いことを踏まえて店舗をモチーフにしたパッケージデザインを採用していた。発売から5年が経ち、『京都イノダコーヒ』がかなり浸透したことを踏まえて、より洗練された高級感のあるデザインにブラッシュアップする」と説明する。
新パッケージは、背景に「京都イノダコーヒ」のロゴや赤いミルなど、店舗の世界観を象徴するようなデザインに仕立てられている。
使用している豆の生産国や配合率を新たに表記することで、品質へのこだわりも表現している。
コーヒーユーザーの新しいものを求める動きにも対応していく。
阿部祐美子マーケティング本部R&Dグループリーダーは「レギュラーコーヒーのユーザーは、保守的と言うべきか、いつも飲まれているコーヒーをあまり変えない傾向にある。しかしそうした中でも、SNSなどで情報が入ってくる中で、新しいものを求められるお客様も増えている」との見方を示す。
生活者が「京都イノダコーヒ」を調べてから、店舗の魅力に気づくというエントリーの仕方も想定し「定番商品を王道で売っていきながら、新しいチャレンジをどんどん続けていく」と意欲をのぞかせる。


