明星食品は2月12日、本社近隣の千駄谷小学校(東京都渋谷区)で社員による出張授業「もぐもぐClassroom」を実施し、小学5年生の児童56人(28人×2クラス)が自ら考案したオリジナルカップ麺のデザインを発表した。
2022年からCSV経営の一環で行っている地域共創プロジェクト。「地域とのつながりを深め、明星食品のファンを増やすこと」を目的としている。今期は6月、9月に「フードロス」、12月に「デザイン」をテーマに実施。4回目(2月)の授業では、前回の宿題として出されたタテ型カップ麺のパッケージデザインを披露。子どもたちはグループに分かれて発表し、明星食品の社員が講評した。
キーワードは「どこで売る」「だれに」「いつ」「どんな特長」。小学生ならではの自由な発想が集まった中から、忙しい朝でも食べやすくおしゃれな「モーニングラーメン」、災害時に水でも調理できる「ハザードラーメン」が各クラスの1位に選ばれた。審査は児童、社員による事前審査に加え、当日の発表内容も踏まえて決定した。
上位入賞者には商品の詰め合わせが進呈されたほか、3月上旬に本社の見学ツアーを行う。また参加賞として全員に「チャルメラ ちいかわラーメン」を用意。児童から歓声が上がった。

柴田昌彦執行役員経営管理本部長は講評で「フードロスやデザインの授業を通じて普段気づかなかったことを学べたと思う。これから先の人生でも役立ててもらえたら」などと語った。
今年度のプロジェクトには、開発・生産・営業・人事・お客様サービス室など各部門から総勢16人が参加。審査の合い間にはクイズを実施し、それぞれの仕事を紹介する内容も出題した。
プロジェクトリーダーでマーケティング本部デザインルームの宮宗耕平課長は「今期はフードロス、デザインと一年を通じて同じメンバーで運営した。引き続き地元の千駄谷小学校と当社の関係性を深めていきたい」とコメント。参加した社員は「子どもたちが熱心に取り組んでくれてうれしかった」「ユニークなアイデアに驚かされた」などと感想を話した。

