ハウス食品はルウカレーやレトルトカレーなどの新製品を2月9日から発売した。発売50周年を迎えた「フルーチェ」やそれぞれ発売30周年を迎えた「完熟トマトのハヤシライスソース」「こくまろカレー」の提案を強化する一方、新しい価値を提供する新製品を投入し、各カテゴリーの進化につなげる。
同社は1月下旬に都内で2026年春の新製品発表会を開催した。ハウス食品グループ本社の三宅英貴広報・IR部長は、生活者ニーズについて「物価高による経済性志向や生活スタイルの変化による簡便性志向が挙げられる一方で、食事への満足感を求めるニーズも根強く存在している」と指摘。春需製品について『これまでも、これからも メニューの進化を通じておうちごはんにもっと自由に。』をテーマに掲げて「これまでの実績と研究の成果を生かし、食卓の楽しさを生み出せる製品を提供していく」と語った。
発表会では、新製品のうち、発売50周年の「フルーチェ」、30周年の「完熟トマトのハヤシライスソース」と20周年の「こくまろハヤシ」、30周年の「こくまろ」シリーズに加え、ルウカレーの新製品「だしの旨みとスパイスのカレー」、レトルトカレーの新製品「しっかり濃厚キーマカレー」を取り上げ、開発背景と製品概要を紹介した。
「フルーチェ」は、周年記念製品「夢のスペシャル3MIX!イチゴ×ピーチ×オレンジ」を数量限定で販売し、「イチゴ」「ミックスピーチ」の周年記念特別パッケージを期間限定で展開する。「ご当地くだものフルーチェ」から「『北海道産富良野メロン』ピューレ使用」を新発売。マストバイキャンペーンとデジタル施策、ブランドコラボ、牛乳消費支援活動を通じ、発売50周年を盛り上げる。
「完熟トマトのハヤシライスソース」は、簡単・時短で子どもも喜んで食べてくれるハヤシライス、子育て世帯のお助けメニューとして調理工程のリニューアルを実施。「とろけるハヤシ」とともに煮込み時間を15分から10分に短縮した。フライパンで作れることや豚肉でもおいしく食べられることも訴求。「時短」「簡便性」「経済性」を強化した。
ルウカレー、調理型カレーは、生活者との「新しい関係」を創るため、既存製品を中心に「当たり前」の価値を再訴求し、新規製品を中心に「新しい」価値を提供する。既存製品で「こくまろカレー」をリニューアル。複雑さのあるコクを強化した。また、新製品として「だしの旨みとスパイスのカレー」2品を発売。独自技術のクラッシュルウを活用し、「だし×スパイス」という新しさと「健康感」を届けるルウカレーを提案する。
レトルトカレーは、「咖喱屋」シリーズをリニューアルする一方、お手頃価格かつ満足感が得られる製品を拡充する。「咖喱屋」シリーズは、ソースの香り・コクを強化し、じゃがいもの食感を向上させた。また、「とけうまカレー」3品を新発売。スタンダードな家庭風カレーをお手頃価格で提案する。さらに「しっかり濃厚スパイスキーマカレー」「しっかり濃厚チーズキーマカレー」を新発売。30~40代の男性をターゲットに濃厚で食べ応えのあるキーマカレーを提案する。

