12.9 C
Tokyo
16.8 C
Osaka
2026 / 02 / 24 火曜日
ログイン
English
流通・飲食国分グループ 食の価値循環プラットフォーマー ~より地域へ、さらに世界へ~ 第12次長期経営計画
KNOWLEDGE WORK 20260303

国分グループ 食の価値循環プラットフォーマー ~より地域へ、さらに世界へ~ 第12次長期経営計画

 国分グループ本社は第12次長期経営計画をスタートさせた。「食の価値循環プラットフォーマー~より地域へ、さらに世界へ~」をビジョンに、これまで培ってきた「ヒト」の力とデジタルによる革新力を融合し、未来に向かって食の価値を共創するリーダーとして、より地域に根差し、さらに世界への飛躍を目指す。5日にホームページで概要を公表した。

 国分グループが300年培ってきた強みを活かし(=Input)、戦略骨子・価値連鎖事業モデルの実行を通して(=Activity)、社会価値と経済価値を生み出す(=Outcome)。

 これによりグループの基盤をさらに強固にし、次の成長のための新たな「Input」とする「価値創造サイクル」を回していくことが、第12次長計で実現を目指す姿とした。

 そのために、AIをはじめとする最先端のテクノロジーと従業員一人ひとりの経験や知識、現場で起こる様々な出来事をつなぎ合わせ、「食の価値循環プラットフォーム」を構築する。目まぐるしく変化し続ける社会の中でも、俊敏に多様な可能性を見つけ出し、顧客の想像を超えた価値を提供し、新しい食のサプライチェーン構築をリードする。

 戦略骨子では「持続可能な地域社会への貢献」と「食料安全保障の一翼を担う」を柱に、業界随一のネットワークを誇る国分グループの強みを生かし、「大手商流に入り込む」「中堅・中小のサプライチェーンを支える」「さらに海外に軸足を伸ばす」ことを掲げた。

 また、地球温暖化や安全保障問題、少子高齢化・人口減少などの課題に対し、(A)グローバル・フード・サプライチェーンのファシリテーター、(B-Ⅰ)生活者への価値づくり、(B-Ⅱ)持続可能なまちづくり、(C)請負人国分、(D)食の価値循環プラットフォーム、(E)各事業を加速させるための投資事業――と6つの未来事業を立案した。

Aでは、複利の価値連鎖のサプライチェーンを日本・中国・アセアンで構築。日本の地域産品の海外拡販に寄与することで生産者を支援する。
Bは、国内・地域社会の食の持続性に貢献するべく、国分グループのデータベースを活用した生活者への価値づくりと、食品流通のプロフェッショナルとして、日本を中心とした地域に根差す経済圏の構築を進める。
Cは、小売よりも小売力、メーカーよりもメーカー力を持つ覚悟で、従来の卸機能を超えた価値提供の実現を目指す。
Dでは、多様なパートナーが参加する「食の価値循環プラットフォーム」を立ち上げ、AIによる最適化と人間ならではの共創活動を掛け合わせた価値循環を進める。
Eでは、グループシナジーの創出を一貫して行える仕組み・プロセスをグループ全体で確立する。

 サステナビリティ経営の推進では、SDGsステートメント実現のための9つのマテリアリティをテーマ別に再定義した。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。