19.5 C
Tokyo
19.4 C
Osaka
2025 / 11 / 07 金曜日
English
その他各種イベント・展示会・講演会第41回「日清食品カップ」 小学生アスリートが横浜に 安藤スポーツ・食文化振興財団
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

第41回「日清食品カップ」 小学生アスリートが横浜に 安藤スポーツ・食文化振興財団

 日清食品ホールディングスが協賛する「日清食品カップ 第41回全国小学生陸上競技交流大会」(主催=日本陸上競技連盟)が11月2日、神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された。全国47都道府県から予選を勝ち抜いた小学5~6年生のアスリート約650人が集結。100m走や男女混合リレーなど9種目に出場した。

 大会の目的は、小学生があらゆるスポーツの基本となる陸上競技を通じ、技能の習得、友達との良い関係づくり、指導者の研鑽を図ることなど。過去の出場者からはオリンピックの日本代表選手らも多数輩出している。

 日清食品ホールディングスは、故安藤百福氏(日清食品創業者)の「食とスポーツは健康を支える両輪である」という理念のもと、第1回大会から協賛し、安藤スポーツ・食文化振興財団が後援を続けている。

 開会式で財団の安藤宏基理事長(日清食品ホールディングス社長・CEO)は「本大会が日本陸上界のすそ野拡大に貢献できていれば喜ばしいこと。財団は『安藤財団グローバルチャレンジプロジェクト』としても海外で活躍するアスリートを支援している。本日の大会出場者からも将来ぜひ参加して欲しい」とあいさつ。

 また開催時期を従来の8月から11月に変更したことに触れ、「本日は記録にも大いに期待している。体格の成長もあるだろうし、気候も非常に良い。日ごろ培ってきた実力を存分に発揮していただければ」と話した。

 選手宣誓は栃木県代表の稲荷山恭吾さん、上野結香さんの2人。宇宙飛行士でカップヌードルミュージアム名誉館長の野口聡一氏は聞き終えた後、今年の「東京2025世界陸上」を観戦した話題を披露し、「男子棒高跳びの世界記録を目撃したが、皆さんの可能性はもっと大きいはず。青い空の向こうには宇宙がある。将来は宇宙でこの小学生陸上大会が開かれるかもしれない」と壮大な構想も交えて選手を激励した。

 会場には多くのトップアスリートもゲストでかけつけ表彰式のプレゼンターを務めた。

選手宣誓を聞く野口聡一氏
選手宣誓を聞く野口聡一氏

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点