14.2 C
Tokyo
13.1 C
Osaka
2025 / 10 / 31 金曜日
English
飲料系酒類キリンビール福岡工場 クラフトブルワリー4社交え官能評価会 ビールの品質向上目指す
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

キリンビール福岡工場 クラフトブルワリー4社交え官能評価会 ビールの品質向上目指す

キリンビール福岡工場(渡邊康司工場長)は10月17日、同工場でクラフトブルワリー4社〈杉能舎ビール(福岡市)、FUKUOKA CRAFT BREWING(福岡市)、宮崎ひでじビール(宮崎県延岡市)、MOJIKO BEER(北九州市)からの参加者〉とクラフトビールの品質向上のための官能評価会を開催した。

同評価会はクラフトブルワリー各社のビールの分析をキリンビールで行うとともに、その分析値を元にした科学的な裏付けによる官能評価を通じて各クラフトブルワリーの品質向上につなげることを主目的としている。キリンビールで2022年からスタートしており、福岡工場では2023年、2024年に続いて今回で3回目の開催となった。

参加したブルワリーからは「改善点を発見できて勉強になった」「悩んでいた課題について良いアドバイスをもらえた」「長年自分たちの経験や感覚だけでやってきたが分析できる項目を数値で見える化してもらえることは大変ありがたい」などの意見が飛び交った。

「同評価会は各社ブルワリーさまの課題の発見や解決にご活用いただいており、年ごとにレベルアップしている。品質が高いブルワリーが増えることで、そのブルワリーを起点として人が集まりコミュニティが活性化し地域貢献につながることになる。今後も各地のブルワリーさまと一緒にビールの魅力化や市場の活性化に取り組んでいく」(キリンビール福岡工場)としている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点