12.7 C
Tokyo
12.5 C
Osaka
2025 / 11 / 29 土曜日
ログイン
English
流通・飲食「買いたい」気持ち後押し 国分西日本 秋季展示会で多様な企画
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「買いたい」気持ち後押し 国分西日本 秋季展示会で多様な企画

国分西日本は7月8日、帝国ホテル大阪で「秋季展示商談会」を開催した。401小間のうち158小間で開発商品や企画コーナーを展開。そのほかの小間にはメーカー300社(食品190社、酒類70社、低温40社)が出展。得意先やメーカー合わせ約1500人が来場した。

今回のテーマは「Boost The Buy! 『買いたい』気持ちを後押しします!」。「新たな消費を生み、小売業の課題である買上点数の増加に貢献したい」(マーケティング部・道辻浩一部長)という思いがある。消費者の節約意識を踏まえつつ、「今どきシニアの新定番」「コメクライシスからの脱却」といったトレンドに沿った独自の提案コーナーを設けた。

このうち、コメ問題に関しては、夕食は米飯という消費者が多いことから朝食での置き換えを提唱。代わりの食材としてホットケーキミックスや具沢山のスープ、肉まんなどを用意したほか、主食をトルティーヤやフォー、マッシュポテトといった海外の食品に代える狙いで、関連する調味料などを紹介した。

酒類はグループで注力する「酒ハイ」をはじめ、随所で食品とのマッチングを展開。菓子と酒類を合わせたコーナーでは日本酒ときんつばなどの甘い菓子を用意。担当者は「若い人が日本酒を飲む機会が増えている。消費が伸び悩む和菓子を組み合わせ、若年層の獲得とカテゴリーの売上アップを図りたい」と話していた。

低温コーナーでは共創圏活動の一つとして、地場メーカーの商品を活用したデリカを提案。マルカン酢(神戸市)の酢を使ったタコの酢のもの、福島鰹(京都市)のさわら出汁のだし巻などを並べた。「全国各地のフェアが人気だが、改めて地元を見直し地域の活性化につなげたい」という。

オリジナル商品は「具粥さん」の具材感を強めリニューアル。また同社は8月11~31日に大阪・関西万博に出店し「だし麺」を提供する。

川野政治社長は展示会について「政治・経済の不透明感が増す中、少しでも得意先の消費につながるような企画をたくさん用意した。また、万博出店が関西を元気にする一助となるようにしたい」とコメントした。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点