17.6 C
Tokyo
16.6 C
Osaka
2025 / 12 / 01 月曜日
ログイン
English
流通・飲食旭食品 付加価値商材で利益回復 エリア動向踏まえ仕掛け 竹内副社長が方針
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

旭食品 付加価値商材で利益回復 エリア動向踏まえ仕掛け 竹内副社長が方針

旭食品の竹内紘之副社長は「販管費の上昇はやむを得ない。付加価値商材をしっかりと売り、利益を回復させる」と今後の課題を挙げた。このほど、神戸市で開いた展示会の会見で述べたもの。

今期(4~5月)の売上高は前年比5.3%増、総利益も4.1%増と伸長しているが、販管費も6.8%増加した。経常利益は予算を3億3000万円上回ったものの、前年比では2億3000万円下がった。竹内副社長は「売上は引き続き好調だが、販管費が増加し総利益率も若干落ちた」と指摘した。

今後の景況感については「見えない部分は多いが、付加価値商材の品揃えを含め、チャンスロスのない売場を小売と一緒に作ることが大事。エリア別の消費動向を分析し、仕掛けていきたい」との考えを示した。

なお、4~5月の部門別売上は食品が6.8%増、市販用冷食が0.2%増、業務用冷食が22.1%増、チルドが6%増、酒類が2.6%減、菓子が14.7%増。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点