13.1 C
Tokyo
17 C
Osaka
2025 / 11 / 13 木曜日
English
加工食品乳製品・アイスクリーム井村屋 「あずきバー祭り」開催 1.5万本超配布し大盛況
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

井村屋 「あずきバー祭り」開催 1.5万本超配布し大盛況

井村屋は7月1日の「あずきバーの日」に先立ち、6月27日~28日に東京、28日に名古屋・大阪・三重の全国4会場で縁日イベント「あずきバー祭り2025」を開催し、合計約1万5500本の「あずきバー」を来場者に配布した。初日の東京会場は夏の到来を前に多くの人でにぎわい、岩本康社長は「酷暑をあずきバーで乗り切ってほしい」と呼びかけた。

東京会場となったコレド室町テラス(東京都・中央区)では晴天のもと、わなげや的入れ、ヨーヨーつりといった屋台を設け、縁日気分を演出。「あずきバー」のほか、イベント限定のオリジナルシールも配布した。

2024年度の「あずきバー」シリーズは年間出荷本数3億2900万本を記録し、過去最高を更新。岩本社長は「2025年には新工場の稼働を予定しており、年間4億本以上の生産が可能になる。量だけでなく、より高い品質で商品を届けられるよう取り組んでいく」と力を込めた。

東京会場の様子(6月27日) 
東京会場の様子(6月27日) 

発売から50年以上愛される理由について「『あずきバー』は“ぜんざいを凍らせる”という発想から生まれた。原料も砂糖、小豆、水飴、食塩の4つだけ。素材の素朴さと飽きのこないおいしさにある」と胸を張る。

イベントには、ブランドキャラクター10年目となる尾上松也さんも登場。「あずきバーの魅力は“ツンデレ”のような硬さ」と語り、自然素材ならではの硬さが多くの人を魅了していることを伝えた。岩本社長は「これまで販売した『あずきバー』をつなげると約6万キロ、地球1周半に相当する。あと5年もすれば月まで届くかもしれない」とユーモアを交えつつ、さらなる拡販に意欲を示した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点