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流通・飲食外食名鉄百貨店本店「屋上ビアガーデン」 駅再開発で今年がラストシーズン
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

名鉄百貨店本店「屋上ビアガーデン」 駅再開発で今年がラストシーズン

名鉄百貨店本店は4月17日、「屋上ビアガーデン」の営業をスタートした。同店は名駅エリアの再開発のため26年2月の閉店が決まっており、今シーズンがラスト営業となる。

「めいてつ屋上ビアガーデン」は、1957年7月にオープン。82年で一度営業を休止したが、08年に復活。名古屋駅直結の利便性と、“時間無制限”の食べ放題・飲み放題システムが人気で、特に近年は「時間を気にせず食事や会話を楽しみたい」という女性客の支持を集めていた。

17年には延べ約7万5000人が来店。売上は過去最高の約2億6000万円を記録した。コロナ禍では大きな影響を受けたが、24年にはコロナ前の約80%水準まで回復を見ている。

今年は同日から10月13日まで営業。座席数668席(屋外548席・屋内120席)、価格は大人1人5300円。営業時間16~22時。オープニング期間として5月6日までは割引価格とするほか、GW期間中は昼営業も実施。その他、シニアデーや会員割引などを設定。売上目標は前年比15%増とする。

ドリンクメニューはビール、ビアカクテル、日本酒、焼酎、サワー、ハイボール、ノンアルなど約100種類。フードメニューは常設76種類、限定32種類の計108種類から約50種類を日替わりで提供。最高売上を記録した17年に提供を開始した「世界のグルメ」の復刻版と昨今のブームを踏まえた「屋上町中華」を軸に、サラダ、フルーツ・デザートまで幅広く取り揃えた。

「復刻世界のグルメ」は、4~6月がヨーロッパ料理、7~8月はアジア料理、9~10月は東海のグルメがテーマ。

「屋上町中華」では、酢豚、回鍋肉、麻婆豆腐、八宝菜、エビチリなど約19種類の中から常時9種類を提供していく。

「当ビアガーデンから臨む名古屋駅前のビル群、街並みは唯一無二の絶景。提供メニューもいろいろ変わるので、ぜひリピートして何度も楽しんで欲しい」(広報)。

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