コカ・コーラ「綾鷹」宇多田ヒカルさんとおにぎりが施策の柱 商品は「濃い緑茶」を中心に派生商品の育成に注力

 コカ・コーラシステムは緑茶飲料ブランド「綾鷹」で今年、宇多田ヒカルさんを継続起用したコミュニケーションとおにぎりを組み合わせた訴求を施策の柱にしていく。

 日本コカ・コーラの助川公太マーケティング本部緑茶事業部部長は「昨年に引き続き、綾鷹ジェネレーションと規定している20-30代の若年層を中心に幅広い層を獲得するためのマーケティング活動を行う。また、飲用習慣の確立を目指しておにぎりとの相性の良さを新しいアプローチで提案していく」とコメントする。

 新たに掲げるブランドメッセージは“ヒトクチ、ヒトイキ。自分のリズムでいこう。”。

 3月3日には、主に20-30代の若年層の獲得に向けて、宇多田ヒカルさんと宇多田さんの新曲「Mine or Yours」を起用した新CM「ヒトクチ、ヒトイキ。“仕事”」篇を放映開始した。

 新CMの放映に伴い、対象店舗での商品購入で「BEAMS DESIGN」がプロデュースしたオリジナルグッズがもらえる店頭キャンペーンやコカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」でのWスタンプキャンペーンも展開している。

 派生商品については「『濃い緑茶』を中心に幅広く注力していく」。

 「濃い緑茶」の施策に先立ち、3月3日には「黒豆ほうじ茶」を新発売し、茶葉のあまみ」をリニューアルした。
 2品ともは650mlPETを採用した。
 「昨年の『綾鷹』本体(緑茶)で、幅広い世代で同様のニーズがみてとれたため他商品も同サイズでの展開を決定した」という。

 そのほかの容器サイズについても検討していく。「常に消費者や購買者のニーズを探りながら、お客様に満足いただけるものを提供できるように検討していく」との考えを明らかにする。

株式会社アピ 植物性素材