11.4 C
Tokyo
17.9 C
Osaka
2025 / 12 / 20 土曜日
ログイン
English
加工食品菓子躍動的な音と食感を訴求する米菓 「パリッと煎」が新登場 金吾堂製菓

躍動的な音と食感を訴求する米菓 「パリッと煎」が新登場 金吾堂製菓

 金吾堂製菓は新たに「パリッと煎」ブランドを立ち上げ、定番の「厚焼」ブランドでは取り切れない若年層などの新規ユーザーの取り込みを図る。

 「パリッと煎」はうす焼きタイプの米菓。現行の「パリッとタイム」をリブランディングし、うす焼きで食べやすい特徴をストレートに表現した。

 リブランディングについて、取材に応じた碓田憲司常務取締役商品企画開発室室長は「『パリッとタイム』の、“ひとりで楽しむおつまみ“や“みんなでワイワイするときに食べてほしいおつまみ”というコンセプトをそのままに、躍動的な音と食感が伝わるようにパッケージデザインを刷新した」と説明する。

 パッケージは、パリッと割った煎餅のシズルを中央に配置し、これと連動させて「パリッと」のブランド名を大きくあしらっている。

 「ごま油香る韓国のり風味」「しょうゆ香る黒こしょう煎」「さわやかな梅こんぶ茶風味」の3品を取り揃え、3月3日に新発売される。

 3品のうち「ごま油香る韓国のり風味」と「しょうゆ香る黒こしょう煎」はリニューアル品、「さわやかな梅こんぶ茶風味」が新商品となる。

 「さわやかな梅こんぶ茶風味」は、玉露園食品工業の「玉露園うめこんぶ茶」の味を再現すべく、玉露園の「昆布茶」と「梅肉エキスパウダー」に様々な調味料を加えたオリジナルシーズニングで味付けをした。

 「玉露園うめこんぶ茶」は、ラウス昆布を原料としたこんぶ茶に昔から親しまれてきた梅干しを凍結乾燥してブレンドしたフレーバーが特徴。
 「市場では梅は米菓の通年フレーバーとして定着しており、当社もいくつか梅フレーバーの商品を展開している。玉露園さまと再びコラボして、爽やかな梅の風味とこんぶ茶の上品でやさしい旨みが混ざり合い、後を引く味に仕上げた。日常のおやつには、もちろんお酒にも合う味わい」と胸を張る。

 パッケージは3品共通して、コラボ商品や具体的なフレーバーのイラストを描き、味わいを想起しやすくした。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。