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明治 乳幼児ミルク100年 国内外でキューブタイプ伸長

明治が1月20日に開催した賀詞交歓会で、乳幼児・フェムニケアマーケティング部金澤美紀氏が「乳幼児ミルク100年の進化と今後の海外展開」をテーマに講演。災害備蓄用や日常使いでキューブタイプや液体ミルクの販売が伸長するなか、今後は海外でのさらなる拡販、妊婦の栄養不足など社会課題解決に向けた取り組みも一層強化する。

1923年から乳幼児ミルクの開発を行う明治は、共働き世帯が増えた2000年以降、育児負担軽減に役立つ商品開発に注力。07年に発売した世界初キューブタイプの粉ミルク「明治ほほえみらくらくキューブ」は、計量が不要でこぼれる心配がない手軽さが支持され、販売を伸ばしている。

金澤美紀氏
金澤美紀氏

19年に発売した「明治ほほえみらくらくミルク」は、日本にまだ液体ミルクの規格がなかった2018年に起こった熊本地震で、海外から液体ミルクが緊急輸入されたのを機に発売を開始。23年にはプルタブ式からリキャップ式に改良し、利便性を向上させたことで「災害備蓄用だけでなく、日常の育児負担軽減のために活用する方が非常に増えた」(金澤氏)。

今後は「国内の液体ミルク売上構成比は4~5%程度だが、災害備蓄用や日常使いで15%程度まで拡大したい」と意欲をみせる。

海外の取り組みも強化する。アジア圏は台湾とベトナムを中心に、香港、パキスタン、タイ、カンボジアの計6か国で展開し、パキスタンを除く5か国で利用者が増加している。ヨーロッパは22年にイギリスで初めてキューブタイプの販売を開始し、23年からフランス、イタリア、バルト三国でも販売を開始。「販売は非常に好調」で、新たな生産設備も導入した。

今後の海外展開は「らくらくキューブ」のさらなる拡大と「らくらくミルク」の新規導入を中心に据える。働く女性の栄養不足が深刻なベトナムでは、栄養強化ミルク「メイライフ」の提供や栄養に関するセミナー、日本式母子手帳の普及啓発などを通して、母親の栄養課題解決にも取り組んでいる。

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