業務用に米糀ミルク 発酵技術で課題解決へ マルコメ

マルコメは業務用新商品としてコーヒーと相性の良い植物性ミルク「KOJI BARISTA EDITION」を2月下旬から全国で発売する。2024年3月発売の「プラス糀 米糀ミルク」をスペシャルティコーヒーに合うテイストにした商品。植物性ミルクを使用したラテの課題を同社独自の発酵技術で解決する。

コーヒーに植物性ミルクを合わせたラテが増加する一方、「植物性ミルクの風味がコーヒーの味を阻害する」「牛乳と比べて濃厚さに欠ける」「フォーミングの際にミルクが沈殿しやすく泡立ちが良くない」といった課題もあるとされている。

「KOJI BARISTA EDITION」は、業務用に開発した発酵由来の植物性ミルク。味のバランスが牛乳に近く、他の植物性ミルクと比較してクセが少ないことから、深煎りから浅煎りまでコーヒーの味を邪魔しないことが最大の特徴だ。

国産米の自然な甘味が感じられるため、砂糖やシロップを加えてなくてもおいしいラテに仕上がる。空気を含ませながらミルクを泡立てるフォーミングに優れているため、ラテアートに適している。

アレルギーの特定原材料等28品目を使用していないこと、また乳製品ではないため乳糖不耐の人も安心して飲めることも特徴だ。

株式会社アピ 植物性素材 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)