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セブン-イレブン 日常的な来店頻度向上へ「うれしい値!」やできたて品に手応え

セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長は1月9日、25年2月期第3四半期決算説明会に臨み、「うれしい値!」施策やカウンターの出来立て商品が客数改善と既存店売上の成長につながっていると手応えを示した。今後は「うれしい値!」「おいしくて質の高い商品」「ワクワク感の提供」を柱に、さらなる日常の来店頻度向上を目指す。

おいしさと手頃さを両立した「うれしい値!」は、24年9月からオリジナル商品約65品とセブンプレミアム約205品に拡大し、構成比で約1割を占める。アプリやテレビCMなどで訴求した結果、「若い世代を中心に来店頻度が向上し、客数増加に寄与した」(同社)。

全国ID-POSデータでは、施策開始前の24年8月の1人当たりの来店頻度が前年同月比で0.16回減少、購入金額が228円減少していたのに対し、施策開始後の11月は来店頻度が前年同月比0.14回増加、購入金額が114円増加した。来店頻度が上がった客層は20代男性が最も多く、男女ともに18歳未満~30代の若い層の伸長が目立った。

さらなる売上・客数増に向けて、新コンセプト店舗「SIPストア」(千葉県松戸市)で得られたノウハウも水平展開していく。同店舗では品揃えを充実した生活デイリー(生鮮食品等)や冷凍食品を近隣住人が日常的に購入するケースが多いことから「冷食や生活デイリーの導入を拡大していく。これにより売上を大幅に上げていく」(永松社長)と意欲をみせる。

荒利額改善に向けて、カウンターファストフードも強化する。「揚げたて」のカレーパンや「セブン カフェドーナツ」は24年11月時点で1万2000店舗で展開し、日販効果+0.4%、粗利効果+0.7%を確認した。今期中に全店導入予定で、1月以降はツイストドーナツやソーセージドーナツなどの新商品も順次展開する。

メロンパンやチョコクッキー、フィナンシェなどを展開する「同ベーカリー」は24年11月時点で約1000店舗で展開し、日販効果+0.6%、粗利効果+0.9%を確認した。来期中に1万店に拡大し、さらなる荒利額改善による収益貢献を目指す。

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