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秋田県の子ども食堂「ほとり食堂」地域交流や食育にも注力 イベントなど通じて負のイメージを払拭

 秋田県仙北郡美郷町の子ども食堂「ほとり食堂」では、子どもたちに無料で食事を提供しているほか、餅つきなどの地域交流やコメの食べ比べによる食育活動を行っている。

 単純に食事を提供するだけでなくイベントや食育活動を通じて地域交流にも取り組んでいる。

 9月19日、都内のイベントで取材に応じた運営団体のウォランタスみさとの代表・阿部大地さんは「子どもを中心に、地域の人が集まる交流の場、コミュニティーを作りたい。いずれは、『ほとり食堂』に参加した子どもが成長し運営に回る、『ほとり食堂』で知った協賛の地元企業に就職する、といった流れができると嬉しい」と語る。

 「ほとり食堂」では、毎月第3土曜日に、美郷町内の公共施設を巡回し子ども食堂を開催。1月には餅つき、9月にはバーベキューなど、季節に合わせたイベントを実施し子どもたちから好評を博している。

 イベントを通じた地域交流で子ども食堂と地域の壁をなくすことを意図する。

 「“子ども食堂は貧困家庭のもの”“行くのが恥ずかしい”といったネガティブなイメージを変えていきたい。今では子どもたちが学校や保育園で子ども食堂のことを話題にしてくれたり、一度参加した子どもがクラスメートを誘って子ども食堂に来てくれたりしている」という。

 提供する食事に地域の米や野菜を使用することで、子どもたちの食育の場にもなっている。

 「以前実施して好評だったのは、白米4種の食べ比べ。地元の農家さんに協力してもらい、4品種のコメで作ったおにぎりの食べ比べをしてもらったところ、子どもたちも味の違いを実感していた。食べ比べで一番人気だったコメは、その後道の駅や地元のスーパーで売れ行きが良くなったという話も聞いている」と述べる。

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