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逆光線(コラム)今年の漢字は「金」?
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

今年の漢字は「金」?

パリ五輪では日本人が過去最多20個の金メダルを獲得した。毎年12月に発表される「今年の漢字」ではオリンピックイヤーの12年、16年、21年で「金」が選ばれており、自分自身も先日の免許更新で初めてゴールドになったこともあり、今年は「金」に違いないと勝手に思い込んでいる。

▼日本酒やワインでは贈答向けに金箔入りのものがあり、金箔や金粉を振ったソフトクリームなども見かける。「金」の相場は、20年1g6千円を下回っていたが、24年には1万2千円前後と高騰。食用「金箔」も価格改定を繰り返したため、昨今は需要が減少しているそうだ。

▼ほかに黄金色といえば「ビール」か。23年の酒税改正で「ビール」の税率が引き下げられた一方、「新ジャンル」が「発泡酒」に一本化され実質引き上げ。これも一つの理由として、23年の漢字は「税」だった。次の冬季オリンピック(がある26年)には、「ビール」と「発泡酒」の税率が一本化される見通し。

▼増税に悩まされる中、第3のビールを愛飲していた人は今後ますます手に届きにくくなるのでは。免許のカードの中でメガネをはずし不機嫌な顔をする自らの写真を見ながらため息をつく。

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